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街おこし

魚町サンロード商店街、「はばたく商店街30選」として表彰
~シャッター通り化する商店街が増える中、経産省が元気のある商店街として選ぶ~。


 経済産業省が地域の発展に貢献し、他の商店街の模範となる商店街を選定する「はばたく商店街30選2017」に『魚町サンロード商店街協同組合』(小倉北区魚町3丁目/)が選ばれた。これは地域の特性・ニーズを把握し、創意工夫を凝らした取り組みをおこなう商店街として、他の商店街の模範となるに資するものとして認定されたことを意味している。また、はばたく商店街30選は、人口減で集客に苦しむ商店街の成功事例を広め、事業者の意欲向上や地方の街の活性化につなげる狙いで行われているもので、今年、福岡県から選ばれたのは魚町サンロード商店街のみ。選定理由には、全国に先駆けて、遊休不動産をリノベーションの手法を用いて再生し、街おこしのお手本になっているエリアであること。また、魚町サンロード商店街は行政と手を組み、アーケードの撤去や、路面の整備や緑化を推進。「国家戦略特区」に認定されたことで規制緩和による道路の商業利用を実現した。その結果、街路を活用したマルシェ(市場)やオープンカフェを開設したり、多様なイベントなどを実施~この地にかつてなかった賑わいが生まれ、活気が生まれていることなどが評価された模様。
いま全国の商店街では、年々、買い物や通行人が少なくなり、閉店案内が掲げられた小売店が増加している。いわゆる商店街のシャッター通り化現象だが、背景にはクルマ社会と大規模店舗のロードサイド展開、少子高齢社会、小売店舗の後継問題などがあり、商店街の再生は多くの行政で課題になっている。
北九州市内でも八幡西区黒崎、東区の中央町・祇園町エリアをはじめ、門司、若松、戸畑などの中心部の商店街でこの現象が進みつつある。そんな中での魚町サンロード商店街の受賞は意義が大きい。これを機会に、「はばたく商店街30選」で選定された全国各地の街おこしの成功事例を学び、応用し、市内の各商店街の再生につなげられるよう期待したい。